吉岡心平のマーク

タム3700形3760

私有貨車

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タム3500形
タム3800形

 番号
解説

タム3746
タム3765

 ページ
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特別編1126
特別編1128

積荷
●構造

入口


 タム3760は昭和32年12月日車支店製で、3757〜3761の5両ロットの一員であった。

 所有者は日本瓦斯化学で、飯野製の3751〜3756と競作され、日車支店製としては3ロット目である。

 外観・構造はタム500形のタンク長さを僅か(190mm)に短縮したもので、台枠はタム500形

のため、デッキ部がやや長い。タンク塗色は銀色なのは、吸湿防止のためのアルミニウムペイント塗装で、晩年は黒塗りに戻った。

 落成時の所有者は日本瓦斯化学工業KK・常備駅は焼島であった。昭和46年12月に三菱瓦斯化学KKとなり、平成5年9月には太郎代駅常備となった。さまざまな化成品を輸送したが、平成8年6月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和32年12月
製造所   日車支店
設計比重  0.75
タンク容積 20.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
内面処理  ウルシ焼付
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 1,890mm
タンク長さ  7,500mm
●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       8,000mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD203形空気
走り装置    二段リンク式

タム3700形3760の写真

【写真2127】 タム3700形3760 昭和47年9月22日 焼島駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1127】100122作成R4B、130826R4C。