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タム3700形3765 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム3765は昭和35年7月日車本店で、一ロット一両の孤立ロットとして製作された。 所有者の東邦理化で、名古屋地区のガス会社である東邦ガスの子会社である。同社所有の本形式は本車が初めてで、メーカーは日車本店であった。外観・構造は同社製のタム500形ガソリン専用車の長さを縮めたものと言って良いだろう。 |
タンク内面は積荷の純度保持のため、メタリコン(溶融めっき)処理され、ドーム妻側には加圧管と思われる細いパイプが見える。 所有者は東邦理化工業KK・常備駅は名古屋港であった。写真は汐見町を基地としてフタル酸エステル輸送に使用されていた頃のもの。昭和63年8月に廃車されている。 |
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■主要諸元 製造年 昭和35年6月 製造所 日車本店 設計比重 0.78 タンク容積 19.3m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク内面 メタリコン処理 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク直径 1,960mm タンク長さ 6,650mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 8,200mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KD203形空気 走り装置 二段リンク式 |
【写真2090】 タム3700形3765 昭和61年1月19日 汐見町駅にて P:吉岡心平