吉岡心平のマーク

タキ4200形14217

私有貨車

 形式
索引

タキ4150形
タキ4600形

 番号
解説

タキ14211
タキ14219

 ページ
索引

特別編1104
特別編1106

積荷
●構造

入口


 タキ14217は昭和40年12月三菱製で、一両一ロットであった。

 所有者は北曹で、同社特有のライニングなしタイプの一員であった。なお次番号の14218も同一所有者・製造所で一年間後の増備車である。このため外観はうり二つだが、写真をお持ちの方は両者を見比べてみると興味深いかもしれぬ。

 本形式のタンク直径は1,850mmと1,900m

mの二種に大別されるが、このロットは後者に当り、富士重・日車本店・富士車両などと同寸法であった。いっぽう台枠長さは両者共に10m内外であるため、1,900mmタンクの車両は直径が大きい分だけ長さが短かく、その代りに台枠両端のデッキ部が長くなっている。

 落成時の所有者は北海道曹達KK・常備駅は幌別であった。昭和57年11月に港北に移動した。平成9年5月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和40年12月
製造所   三菱
設計比重  1.47
タンク容積  23.8m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 1,900mm
タンク長さ  8,710mm
熱絶縁   グラスウール厚さ50mm
●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       10,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形空気
台車      TR41C→TR41DS
         (第二次台車改造)

タキ4200形14217の写真

【写真2105】 タキ4200形14217 昭和56年7月29日 幌別駅にて P:吉岡心平


【特別編1105】091205作成R4B。