吉岡心平のマーク

タキ10450形10458

私有貨車

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索引

タキ10400形
タキ10500形

 番号
解説

タキ10457
タキ10461

 ページ
索引

特別編1096
特別編1098

積荷
●構造

入口


 タキ10458は昭和44年5月日立で、本車から10460までの3両ロットとして製作された。

 使用者は住友化学だが、所有者は日石輸送であった。メーカーは日立で、同社が一年前に製作した10450〜10453とタンク体と台枠はほぼ同一と言って良いが、荷役配管とタンク踏板廻りはユーザーの好みで変更されたため、一見しただけでは大きく異なったように見える。

 落成時の所有者は住友化学工業KK・常備駅は桜島であった。昭和49年1月には常備駅はそのままで日本石油輸送KKに移籍した。同年8月にはタンク車保安対策により荷重32トンに減トンされた。その後、常備駅は昭和51年6月に東高島、平成元年3月に名古屋南港、平成9年3月に郡山と移った。最後は宇部興産の宇部港を基地として使用されていたが、同社所有の本形式達と共に平成10年11月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和44年5月
製造所   日立
設計比重  1.5
タンク容積 23.3m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)ドーム付
タンク材質 純アルミ(HT)
タンク板厚 胴板13mm・鏡板16mm
タンク直径 1,900mm
タンク長さ  9,032mm

●荷役方式
荷役方式  上入れ上出しS字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       9,400mm
BC間距離   6,400mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD203−254形積空
台車      TR41C→TR41DS形

タキ10450形10458の写真

【写真2097】 タキ10450形10458 昭和57年5月4日 宇部港駅にて P:吉岡心平


【特別編1097】091117作成R4B。