吉岡心平のマーク

タキ4200形14204

私有貨車

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タキ4150形
タキ4600形

 番号
解説

タキ4273
タキ14206

 ページ
索引

特別編1088
特別編1090

積荷
●構造

入口


 タキ14204は昭和39年10月日立で、4287〜14204の18両ロットとして製作された。また近車製の14205,14206と競作されている。

 カセイソーダのタンク車ではタキ2800形の第一ロットをはじめ、多数を製作した日立だが、何故か本形式はこの一ロットしか製作されていない。そこで同社製のタキ2600形と比較すると、タンク体は容積が増した分だけ直径で50mm・長さは880

mm大きくなり、台枠も900mm延長されたが、全体の外観・構造は両者で良く似ており、同社製に特有の端正なスタイルであった。

 落成時の所有者は昭和電工KK・常備駅は扇町であった。大半の車両は一生を同駅常備として過ごしたが、本車を含む6両は平成6年1〜8月(本車は8月)に日本石油輸送KKに移籍し、郡山駅常備となった。平成10年12月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和39年10月
製造所   日立
設計比重 1.47
タンク容積  23.8m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面 ゴムライニング
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 1,890mm
タンク長さ 8,900mm
熱絶縁   グラスウール厚さ50mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,800mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形空気
台車      TR41C→TR41DS
         (第二次台車改造)

タキ4200形14204の写真

【写真2089】 タキ4200形14204 昭和59年5月6日 塩浜操駅にて P:吉岡心平


【特別編1089】091028作成R4B、131022R4C。