吉岡心平のマーク

タサ5700形5730

私有貨車

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タサ5600形
タサ5800形

 番号
解説

タサ5700
タサ5748

 ページ
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特別編1086
特別編1088

積荷
●構造

入口


 タサ5730は昭和38年10月飯野で、5730〜5732の3両ロットとして製作された。

 出光所有車の通例として日車本店12・三菱12・富士重3・日立12と競作された。なお飯野製のLPガス専用車は珍しく、タム7100形以来の製作であり、本形式としてもこのロットが唯一である。
 標準化が進んだ高圧ガスタンク車のため主要諸

元は他社製と同一で、外観では3分割された大型キセと奇妙な形の受台部の処理が特徴である。

 所有者は出光興産KK・常備駅は徳山であった。昭和45年9月に下里に移動したが昭和50年2月には徳山に戻った。昭和51年には前川に移動し、他車に伍して活躍としていたが、落成から16年後の昭和54年7月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和38年10月
製造所   飯野
ガス定数  2.35
タンク容積 47.3m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形
タンク材質 高張力鋼(HT60)
タンク板厚 胴板12mm・鏡板16mm
タンク直径 1,960mm
タンク長さ  16,080mm
熱絶縁   厚さ70mm
●荷役方式
荷役方式  マンホール弁式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       17,000mm
BC間距離   13,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形空気
台車      TR41C

タサ5700形5730の写真

【写真2087】 タサ5700形5730 昭和51年9月15日 村田駅にて P:吉岡心平


【特別編1087】091020作成R4B。