吉岡心平のマーク

タラ1形39

私有貨車

 形式
索引

タム25000形
タラ100形

 番号
[ロット表]

タラ9

 ページ
索引

特別編1085
特別編1087

積荷
●構造

入口


 タラ39は昭和6年6月新潟製で、32〜41の10両ロットの一員であった。

 戦前のガソリン専用車としてはタム500とタサ700形が有名だが、その前の最新型が本形式で、タンク周囲に保冷キセを装備したのは当時の流行であった。

 所有者は日本石油KK・常備駅は柏崎であった。昭和16年4月には当時の趨勢で石油共販KKに移籍し、石油配給を経て戦後は再び日本石油KKに戻ったが、常備駅は一貫して柏崎であった。昭和28年5月に20トン積石油類専用車にダウングレード改造され、タサ600形に編入され660となり消滅した。


●関連形式 タサ600形656 同一ロットのタラ1形35から改造された車両。


タラ1形39の写真

【写真2086】 タラ1形39 P:吉岡心平所蔵


【特別編1086】091016作成R4B。