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タラ1形39 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タラ9 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タラ39は昭和6年6月新潟製で、32〜41の10両ロットの一員であった。 戦前のガソリン専用車としてはタム500とタサ700形が有名だが、その前の最新型が本形式で、タンク周囲に保冷キセを装備したのは当時の流行であった。 |
所有者は日本石油KK・常備駅は柏崎であった。昭和16年4月には当時の趨勢で石油共販KKに移籍し、石油配給を経て戦後は再び日本石油KKに戻ったが、常備駅は一貫して柏崎であった。昭和28年5月に20トン積石油類専用車にダウングレード改造され、タサ600形に編入され660となり消滅した。 |
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●関連形式 タサ600形656 同一ロットのタラ1形35から改造された車両。 |
【写真2086】 タラ1形39 P:吉岡心平所蔵