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タサ5800形5801 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回は、液化アンモニアタンク車の中でも、僅か2両しかなかった珍種を紹介しよう。 タサ5800形は20トン積液化アンモニア専用車で、昭和40年5月日立で2両製作された。従来のタサ4100形と区別されたのは、タンク材質をボイラー用鋼板から高張力鋼に変更したためである。ずてに昭和38年から25トン積のタキ4100二代形が量産されていたが、日産化学では在来車との共通性を考慮したのだろう。なお同社も、昭和42年の増備は流石にタキ4100二代形にしたので、本形式は1ロット2両だけに終わった。なお同じケースの15トン車にタム5850形がある。 全体設計はタキ4100二代形を基本とし、タンク |
直径はそのままで長さだけを短縮した。 所有者は日産化学工業KK・常備駅は西長岡であった。その後、昭和47年7月に速星駅常備となり、平成14年3月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和40年5月 製造所 日立 ガス定数 1.86 タンク容積 37.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形 |
タンク材質 高張力鋼(HT55/60) タンク板厚 胴板13・鏡板16mm タンク直径 1,960mm タンク長さ 12,830mm(外面) 断熱設備 厚さ75mmSP材 ●荷役方式 荷役方式 マンホール弁式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 13,900mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KE305形 台車 TR41D形 |
【写真1351】 タサ5800形5801 昭和54年12月9日 越中島駅にて P:吉岡心平