吉岡心平のマーク

タキ12200形12202

私有貨車

 形式
索引

タキ12050形
タキ12300形

 番号
解説

タキ12200
タキ12221

 ページ
索引

特別編1066
特別編1068

積荷
●構造

入口


 タキ12202は昭和46年11月富士重製で、12202〜12211の10両ロットの一員であった。

 本形式の12200と12201は試作車だったため初めての量産ロットで、また初の秩父セメント向でもある。試作車は圧送荷役を考慮したため、車体の一部に高張力鋼を使用したり、リブ補強も大規模とされたが、量産形はこれを放棄したため、

全体として簡素な構造となった。ところでタンク体上の両端寄にある不思議な円筒は何だろう?

 落成時の所有者は秩父セメントKK・常備駅は籠原であった。昭和54年10月に三ヶ尻駅に移動し、その後の合併で所有者は秩父小野田KK、太平洋セメントKKと変わった。平成19年10月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和46年11月
製造所   富士重工
設計比重  1.17
タンク容積  34.2m3
●上廻り
タンク形態 異形胴形
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板4.5mm・鏡板4.5mm
タンク両端直径 2,200mm
タンク長さ  9,350mm

●荷役方式
荷役方式  エアスライド式
●下廻り
台枠形式    フレームレス
台枠長さ    10,000mm
BC間距離   7,100mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD254−305形積空
台車      TR41C

タキ12200形12202の写真

【写真2067】 タキ12200形12202 昭和51年12月5日 田端操駅にて P:遠藤文雄

【遠藤さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1067】090831作成R4B。