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タキ18600形18638 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ18638は18639との2両ロットで、昭和51年9月に日車で製作された。 本形式の中では保安対策車のうちTR211B−1を装備したグループに属する。18630〜18662の7ロット33両と本形式でも多数派のひとつだが、このロットの見所は、タンク受台の表面に川崎製に酷似した吊上げ金具を持つ点にある ・・・と書いてから見てみたら、これ以前の日車製ロットも例外なくこのタイプの金具を装備していた。意外 |
に思って調べたところ、本形式の第一ロットである川崎製がこの金具を装備したため、金具自体を標準装備と解釈したようである。なお富士重製は解釈が異なり初めから金具を装備せず。日車製でも次ロットとなるタキ18645以降は、日車形の吊上げ金具に変更されている。 所有者は伊藤忠商事KK・常備駅は扇町であった。昭和電工の液安輸送に投入されていたが、平成8年1月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和51年9月 製造所 日車 ガス定数 1.86 タンク容積 46.8m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形 |
タンク材質 高張力鋼(HT60) タンク板厚 胴板13・鏡板14mm タンク直径 1,960mm タンク長さ 15,890mm 断熱設備 厚さ75mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 マンホール弁式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 16,900mm BC間距離 13,600mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KC203形 台車 TR211B−1形 |
【写真2064】 タキ18600形18638 平成2年10月21日 川崎貨物駅にて P:吉岡心平