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タキ18500形18501 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
「サラシ液」と言えば改造車を想い出すが、中には新製された形式もあった。 タキ18500形は30トン積サラシ液専用車で、昭和45年4月から5月にかけて、00〜02が日車支店、03〜05が富士重で各3両づつ計6両が製作された。呉羽のサラシ液フリートでは初めての新製車で、当時既に珍しくなった30トン車である。 全体の作りはタキ7750形カセイソーダ液タンク車に酷似するが、液比重が1.14と低いため、タンク容積は26.3m3と大きくなった。荷役方式は |
上出し方式だが、S字管がないので、外観から受ける印象は大分異なる。 所有者は呉羽化学工業KK・常備駅は勿来で、西長岡や島田への輸送に使用された。トップナンバーは昭和54年に事故廃車となり、昭和57年に03、昭和61年に02、04が姿を消した。最後まで残った01、05が平成5年8月に廃車されたことで形式消滅した。 |
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■主要諸元 製造年 昭和45年4月 製造所 日車支店 設計比重 1.14 タンク容積 26.3m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス |
タンク材質 耐候性高張力鋼 タンク内面 厚さ4mmゴムライニング タンク板厚 胴板6・鏡板8mm タンク直径 1,950mm タンク長さ 9,450mm 熱絶縁 厚さ50mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 枕梁間側梁省略形 長さ 10,300mm BC間距離 7,000mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 18500〜18502 | S4504〜4505 | 日車支店 | 呉羽化学工業KK |
2 | 18503〜18505 | S4504 | 富士重 | 呉羽化学工業KK |
【写真1135】 タキ18500形18501 昭和55年5月2日 西長岡駅にて P:吉岡心平