吉岡心平のマーク

タム8500形8516

私有貨車

 形式
索引

タム8400形
タム8600形

 番号
解説

タム8507
タム8519

 ページ
索引

特別編1059
特別編1061

積荷
●構造

入口


 タム8516は昭和40年11月三菱製で、前月生まれの8515との2両ロットであった。

 旭電化所有の本形式ではその第一作だが、メーカーが本形式の殆どを製作した三菱だけに手馴れた作りで、特にこれといった特徴は見られない。
 本形式は旭化成が大半を占めるため航送用車は比較的少数だが、本車はその一例で石灰箱が

2個見えるのは反対側にカセイソーダ箱を装備しているためで、航送用の証である。

 落成時の所有者は旭電化工業KK・常備駅は須賀から昭和45年12月に知手に移動した。昭和56年4月から57年10月までの間は日本石油輸送KK所有・南港駅常備となっていた。落成から20年後の昭和60年2月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和40年11月
製造所   日車
ガス定数  0.8
タンク容積 12.6m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形
タンク材質 高張力鋼(FTW52・HT55)
タンク板厚 胴板17・鏡板19mm
タンク直径
 1,500mm
タンク長さ 7,485mm
熱絶縁   厚さ75mmグラスウール
●荷役方式
荷役方式 マン
ホール弁式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      8,500mm
BC間距離  5,200mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C→TR41D形

タム8500形8516の写真

【写真2060】 タム8500形8516 昭和60年1月4日 知手駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1060】090813作成R4B。