吉岡心平のマーク

タキ5200形5296

私有貨車

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タキ5150形
タキ5300形

 番号
解説

タキ5280
タキ5299

 ページ
索引

特別編1055
特別編1057

積荷
●構造

入口


 タキ5296は昭和39年4月富士重工製で、5293〜5297の5両ロットの一員であった。

 日産化学のタキ5200形では昭和37年日立製の5265〜5276に次ぐ2ロット目で、富士重製では初めてである。
 構造と寸法は前作のロットとほぼ同一寸法で、ドーム上にある液入管やドーム前面にあるフランジなども同一である。タンク内面はエポキシ樹脂コー

ティングとされるが、同社の他ロットも同様の処理が施されていた可能性がある。

 所有者は日産化学工業KK・常備駅は西長岡であった。昭和48年1月に速星に移動したが実際には使い道がなく、大半の車両が内外輸送に貸し出され、中条を基地にメタノール輸送に使用されていたようで、本車もその旨を示す標記が見える。昭和59年8月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和39年4月
製造所   富士重
設計比重  0.8
タンク容積 38.0m3
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
●上廻り
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ 11,840mm
内面処理  エポキシコーティング
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   12,500mm
BC間距離  9,200mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ5200形5296の写真

【写真2056】 タキ5200形5296 昭和49年11月27日 越中島駅にて P:吉岡心平


【特別編1056】090818作成R4B、130929R4C。