吉岡心平のマーク

タキ10150形10172

私有貨車

 形式
索引

タキ10100形
タキ10200形

 番号
解説

タキ10166
タキ10177

 ページ
索引

特別編1054
特別編1056

積荷
●構造

入口


 タキ10172は昭和44年4月川崎製で、10170〜10172の3両ロットに属していた。

 電化所有では3ロット目だが、メーカーは富士重から川崎に変わった。
 構造と寸法は標準化の進んだ高圧ガスタンク車のため、前作の富士重製である10158,1015

9に準じるが、キセの組立て方やタンク受台の表面にある吊環などの細部にメーカーである川崎の特徴が現れている。

 所有者は電気化学工業KK・常備駅は青海であった。一生を変わらずに過ごし、昭和58年12月に3両揃って廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和44年4月
製造所   川崎
ガス定数  1.22
タンク容積 36.8m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形
タンク材質 高張力鋼(HTP55W)
タンク板厚 胴板11・鏡板12mm
タンク直径 1,960mm
タンク長さ 12,570mm
熱絶縁   グラスウール厚さ75mm
●荷役方式
荷役方式 マンホール弁式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   12,950mm
BC間距離  9,650mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41C形

タキ10150形10172の写真

【写真2055】 タキ10150形10172 昭和51年9月15日 村田駅にて P:吉岡心平


【特別編1055】090803作成R4B、130831R4C。