吉岡心平のマーク

タキ9800形9841

私有貨車

 形式
索引

タキ9750形
タキ9900形

 番号
解説

タキ9829
タキ9842

 ページ
索引

特別編1050
特別編1052

●積荷
構造

入口


 タキ9841は昭和37年12月日車本店製で、9833〜9841の9両ロットとして誕生した。

 99系タンク車の元祖である日車本店製で、構造面では本形式の標準と言って良い。一方、外観面では社紋板を通常の細胴部ではなく、中央寄りの太胴部に初めて設けた。理由は不明だが、本形式のバリエーションを増やした点で、貨車ファンとしては嬉しい変更であった。

 大協では翌年、三菱で本形式を増備したが、こちらは従来通り細胴部に社紋板を設置している。

 落成時の所有者は大協石油KK・常備駅は浜川崎であった。昭和38年5月に四日市、昭和39年3月水江町、昭和42年6月新興と移動し、昭和57年5月には日本石油輸送KKに移籍し四日市駅常備となった。その後は比較的長命で、平成10年6月に廃車となった。


タキ9800形9841の写真

【写真2051】 タキ9800形9841 昭和49年6月 村田駅にて P:吉岡心平


【特別編1051】090721作成R4B、130827R4C。