吉岡心平のマーク

タキ2000形2016

私有貨車

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タキ1900形
タキ2050形

 番号
ロット表

タキ2013
タキ2027

 ページ
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特別編1049
特別編1051

積荷
●構造

入口


 タキ2016は昭和29年4月新潟で、2015との2両ロットとして製作された。日車本店製の2012〜2014との競作である。

 新潟製初の粉体専用タンク車として記憶される車両だが、基本設計は従来ロットに準じているため、同一と言って良いだろう。
 本形式のタンク体は、石油系タンク車と同一の様に思えるが板厚は大幅に薄く、このため下部に

は長手方向に変形防止のため補強アングルが追加され、タンク帯金の下には補強用の当金が見える。台枠は標準的な平形だが、オーバーハングは2mを超える大物であった。

 所有者は昭和電工KK・常備駅は新興であった。同社のタキ2000形17両は老朽化のため、昭和49年8月に一斉廃車となったが、本車もその時姿を消している。


■主要諸元
製造年   昭和29年4月
製造所   新潟
設計比重  0.7
タンク容積  43.0m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス
タンク材質 普通鋼
タンク厚さ  胴板6mm・鏡板6mm
タンク直径  2,110mm
タンク長さ  12,600mm

●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し真空吸引式
●下廻り
台枠形式    平形
台枠長さ    14,300mm
軸距      10,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KC254形空気
走り装置    TR41A

タキ2000形2016の写真

【写真2050】 タキ2000形2016 昭和49年2月27日 扇町駅にて P:吉岡心平


【特別編1050】090722作成R4B。