吉岡心平のマーク

タキ4200形4215

私有貨車

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タキ4150形
タキ4600形

 番号
解説

タキ4207
タキ4218

 ページ
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特別編1043
特別編1045

積荷
●構造

入口


 タキ4215は昭和35年4月富士重製で、4215〜4217の3両ロットであった。
 呉羽所有/日車支店製の4212〜4214と同時に製作されている。

 本形式では初期の車両だが、比較的バランスが良く、奇妙な点は見られない。敢えて指摘すれば、ドーム頂部がドラムカン形になっている程度だろう

か。富士重製では良く見られる構造で、ドーム天板のゴムライニングを省くため、同部をステンレス製として、周囲を溶接したためと思われる。
 下廻りは標準的な平形だが、台車はTR41Cから第二次改造でTR41DSとなった。

 所有者は錦商事KK・常備駅は勿来であった。昭和56年9月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和35年4月
製造所   富士重
設計比重  1.5
タンク容積  23.4m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 1,892mm
タンク長さ  8,824mm
タンク内面 厚さ4mmゴムライニング
●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式    平形
台枠長さ    9,900mm
BC間距離   6,600mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形空気
台車      TR41C→TR41DS

タキ4200形4215の写真

【写真2044】 タキ4200形4215 昭和55年3月31日 天竜川駅にて P:吉岡心平


【特別編1044】090707作成R4B。