吉岡心平のマーク

タキ16200形16200

私有貨車

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タキ16100形
タキ16300形

 番号
ロット表


タキ16204

 ページ
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特別編1044
特別編1046

積荷
●構造

入口


 タキ16200は16201との2両ロットとして昭和44年6月に富士重で製作された。

 酢酸ビニル専用のタキとしては昭和35年からタキ8700形30トン車が製作されてきたが、35トン積へのスケールアップでは、35系タンク車のプラクティスに習うことになり、製作されたのが本形式である。

 キセ付35系は、昭和43年1月日立で製作されたタキ10400形アセトアルデヒド専用車がその嚆矢だが、本車は富士重製では第一号車のため、同社独自のキセ形状など見所が満載である。

 所有者は内外輸送KK・常備駅は中条であった。一生をそのまま過ごし、平成12年3月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和44年6月
製造所   富士重
設計比重  0.92
タンク容積 38.1m3
●上廻り
タンク形態 異径胴(C3)形ドームレス
タンク材質 ステンレス鋼(SUS304)
タンク板厚 胴板6mm・鏡板8mm
タンク両端直径 1,850mm
タンク中央直径 2,300mm
タンク長さ  10,960mm
熱絶縁   厚さ75mmウレタン

●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式    35系標準
台枠長さ    11,500mm
BC間距離   8,500mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD254−305形積空
台車      TR41C

タキ16200形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 落成時の所有者
16200,16201 S4406 富士重 内外輸送KK
16202〜16204 S4410 日立 日本石油輸送KK
16205 S4607 富士重 内外輸送KK
16206 S4704 富士重 内外輸送KK
16207 S47xx 富士重 内外輸送KK
16208,16209 S5003 富士重 内外輸送KK

タキ16200形16200の写真

【写真2045】 タキ16200形16200 昭和55年4月26日 新興駅にて P:吉岡心平


【特別編1045】090709作成R4B。