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タキ8400形8400 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ8400は昭和39年11月川崎製で、8402迄の3両ロットで誕生した。 本形式は、タンク体と台枠を全てアルミ合金製とした「オールアルミ車」の第一号として、日本軽金属が川崎車両と共同で開発した車両である。 タンク材質はA5083アルミ合金(英国BS5/6準拠材)で、形態はFE2タイプ異径胴であった。 |
梁間は同一断面の型材を2枚背中合せにして使用した。組立は鋲接で無数のリベットが点在している。車端衝撃力による曲げ応力の発生を防止するため、台枠側梁の中立面を通常の設計より下げ、連結器中心と一致させた。ブレーキと緩衝器にはタキ50000形向に開発されていた積空切替式ブレーキと油圧緩衝器をそのまま転用した。 台車は台枠側梁高さを下げるため、独自設計の川崎601A形を採用した。鋼板溶接組立の側枠に、コイルバネとオイルダンパからなる枕バネの組合せであった。 落成時の所有者は日本軽金属KK・常備駅は三保であった。主として新潟工場とのアルミナ輸送に活躍したが、昭和59年4月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和35年11月 製造所 川崎 設計比重 0.7 タンク容積 57.1m3 ●上廻り タンク形態 異径胴(FK3)形 |
タンク材質 耐蝕アルミニウム合金 タンク板厚 胴板・鏡板6mm タンク両端直径 2,170mm タンク長さ 13,700mm ●荷役方式 荷役方式 エアスライド式 |
●下廻り 台枠形式 中梁省略形(アルミ製) 長さ 14,300mm BC間距離 10,950mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD254−356形積空 台車 川崎601形 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 8400〜8402 | S3511〜3512 | 川崎 | 日本軽金属KK |
2 | 8403〜8406 | S3605〜3607 | 川崎 | 日本軽金属KK |
3 | 8407,8408 | S3707 | 川崎 | 日本軽金属KK |
4 | 8409 | S3904 | 川崎 | 日本軽金属KK |
5 | 8410,8411 | S4003 | 川崎 | 日本軽金属KK |
6 | 8412〜8414 | S4204 | 川崎 | 日本軽金属KK |
【写真2005】 タキ8400形8400 昭和36年8月20日 三保駅にて P:豊永泰太郎
【豊永さんから貴重な写真を提供して頂きました】