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タキ8350形8352 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ8350形は30トン積ラテックス専用車で昭和41〜55年に改造車を含め15両が製作された。同じ30トン車であったタキ8300形の改良版で、タンク体を普通鋼の内面をコーティングしたものから、ステンレス鋼製にグレードアップしたため新形式となったものである。 タキ8352は第一ロットである8350〜8352の一員として昭和41年12月東急東京で製作された。一年前に同一メーカー・ユーザーの組合せで製作されたタキ8303,04の改良増備車である。なお東急製の化成品タンク車は比較的数が少なく、珍品と言って良いだろう。 タンク体はステンレス鋼製で、板厚は胴板6mm・鏡板8mmと普通鋼時代より薄くなった。寸法は直径1,950mm・長さ10,322mm、周囲に |
は厚さ100mmのグラスウールと薄鋼板からなる保温キセがあった。 所有者はダウケミカル・インターナショナル・リミテッド・常備駅は千鳥町であった。昭和48年3月、旭化成との合弁により所有者は旭ダウKKとなり、同時に東水島駅常備となった。常備駅は水島港・倉敷貨物ターミナルと移り、平成8年8月に千鳥町に戻った。社名も旭化成工業KK→旭化成KK→旭化成ケミカルズKKと変わり、今なお現役で頑張っている。 |
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【特別編639】051230作成R4A+ロット表をタキ8361から移設、060720ロット表R2、070715R4A2、071201ロット表R3、080928R4BY。 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 旧形式 | 旧番号 | 落成時の所有者 |
1 | 8350〜8352 | S4110〜4112 | 東急 | ダウケミカルインターナショナルリミテッド | ||
2 | 8353 | S4202 | 東急 | ダウケミカルインターナショナルリミテッド | ||
3 | 8354,8355 | S4301 | 東急 | ダウケミカルインターナショナルリミテッド | ||
4 | 8356,8357 | S4403 | 東急 | ダウケミカルインターナショナルリミテッド | ||
5 | 8358 | S4808 | 富士重▲ | タキ3700 | 3748 | ダイセルKK |
6 | 8359〜8362 | S4810 | 富士重 | 旭ダウKK | ||
7 | 8363,8364 | S5509 | 富士重 | 旭ダウKK |
【写真1639】 タキ8350形8352 昭和55年10月10日 栄町駅にて P:吉岡心平