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タム20500形22570 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タム22570は昭和25年2月三菱三原で、タム500形2570として生を受けた。同社製のタンク車では、戦前に神戸造船所で作られた車両を除けば、最初期の作品と言って良いだろう。 写真を一目見て判る通り、最大の特徴はタンク締金が4本ある点だ。また台枠構造は戦前製に近いように見える。参考にした作品が古かったのだろうか。 |
落成時の所有者は出光興産KK・常備駅は葛葉であったが、昭和40年7月に前川駅に移動した。昭和41年3月に渡道し、本輪西駅常備となった。ヨンサントウでは道内専用としてタム20500形に形式変更され、番号も22570に改番された。昭和47年7月には日本化学飼料KKに移籍し、常備駅も函館に移動した。道内各地から魚油などの飼料原料を函館の工場に輸送していたが、昭和50年代に廃車となった。 |
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●関連形式 タム500形2572 同一ロットの車両で、2段リンクに改造された車両。 |
【写真1998】 タム20500形22570 昭和50年5月5日 滝川駅にて P:遠藤文雄
【遠藤さんから貴重な写真を提供して頂きました】