吉岡心平のマーク

タム20500形22570

私有貨車

 形式
索引

タム20400形
タム20800形

 番号
[ロット表]

タム22529
タム22689

 ページ
索引

特別編997
特別編999

積荷
●構造

入口


 タム22570は昭和25年2月三菱三原で、タム500形2570として生を受けた。同社製のタンク車では、戦前に神戸造船所で作られた車両を除けば、最初期の作品と言って良いだろう。

 写真を一目見て判る通り、最大の特徴はタンク締金が4本ある点だ。また台枠構造は戦前製に近いように見える。参考にした作品が古かったのだろうか。

 落成時の所有者は出光興産KK・常備駅は葛葉であったが、昭和40年7月に前川駅に移動した。昭和41年3月に渡道し、本輪西駅常備となった。ヨンサントウでは道内専用としてタム20500形に形式変更され、番号も22570に改番された。昭和47年7月には日本化学飼料KKに移籍し、常備駅も函館に移動した。道内各地から魚油などの飼料原料を函館の工場に輸送していたが、昭和50年代に廃車となった。


●関連形式  タム500形2572 同一ロットの車両で、2段リンクに改造された車両。


タム20500形22570の写真

【写真1998】 タム20500形22570 昭和50年5月5日 滝川駅にて P:遠藤文雄

【遠藤さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編998】090317作成R4B。