吉岡心平のマーク

タキ1500形15362

私有貨車

 形式
索引

▲タキ1450形
タキ1600初代形

 番号
[ロット表]

タキ15350
タキ15373

 ページ
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特別編996
特別編998

●積荷
●構造

入口


 タキ15362は昭和37年4月汽車東京製で、15361〜15365の5両ロットであった。飯野製の15366〜15370と競作されている。

 標準的な重油専用車で、段のない大型のタンク受台は汽車製の特徴である。自重軽減のためタンク胴板は厚さ8mmと薄く、タンク内部には大容

量の蒸気加熱管を装備していた。

 落成時の所有者はゼネラル物産KK・常備駅は浜安善であった。社名は昭和42年3月にゼネラル石油KKとなった。三島の東洋レーヨンなどに運用されていたが、昭和57年3月に清水駅常備となった。昭和58年5月に廃車となった。


●関連形式 タキ1500形15242 ゼネラル物産KK所有の2番目のロット、昭和36年10月飯野製。


■主要諸元
製造年   昭和37年4月
製造所   汽車東京
設計比重  0.87
タンク容積 40.2m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板8mm・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ 12,500mm
付帯設備  蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ1500形15362の写真

【写真1997】 タキ1500形15362 昭和51年2月17日 塩浜操駅にて P:吉岡心平


【特別編997】090313作成R4B。