吉岡心平のマーク

タキ4200形24202

私有貨車

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タキ4150形
タキ4600形

 番号
解説

タキ14289
タキ24206

 ページ
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特別編994
特別編996

積荷
●構造

入口


 タキ24202は昭和43年7月日車本店製で、24200〜24203の4両ロットの一員であった。

 製造時期は既にタキ7750形が主流となった時期だが、北海道向は伝統的に鉄肌のタキ4200形が製作され、このロットも同一メーカー・ユーザーで製作されたタキ14268の増備に当る。

 外観ではタンク・台枠寸法はそのままで、ブレー

キのみを手から両側に変更したため、いささかデッキが長く感じる。金網を用いたデッキ踏板や、縦棒の少ないタンク手摺などは、積雪地にあるメーカーの意向によるものだろうか。

 所有者は北海道曹達KK・常備駅は幌別であった。昭和54年7月に港北に移動した。同社のタンク車では最後まで残った一両だったが、平成10年4月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和43年7月
製造所   日車本店
設計比重  1.47
タンク容積  23.8m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 1,900mm
タンク長さ  8,735mm
熱絶縁   グラスウール厚さ50mm
●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       9,900mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD254−305形積空
台車       TR41C→TR41DS
         (第二次台車改造)

タキ4200形24202の写真

【写真1995】 タキ4200形24202 昭和56年7月29日 幌別駅にて P:吉岡心平


【特別編995】090306作成R4B。