吉岡心平のマーク

タキ4200形24206

私有貨車

 形式
索引

タキ4150形
タキ4600形

 番号
解説

タキ24202
タキ24217初代

 ページ
索引

特別編1372
特別編1374

積荷
●構造

入口


 タキ24206は昭和43年12月三菱で24205〜24207の3両ロットとして製作された。

 貨車ファンとして駆け出しの頃は、タキ7750=ドームレス、タキ4200=ドーム付、と思っていたので、本車を見たときの驚愕は忘れられない。両形式の区分理由はタンク材質なので、今となっては笑い話なのだが・・・。ともあれ、ドームレスの分だけタンク体が細くなっているのが見所である。

 落成時の所有者は三菱江戸川化学KK・常備駅は野田で、昭和46年12月の合併で社名は三菱瓦斯化学となった。昭和54年11月に日本陸運産業KKに移籍し北袖駅常備となったが、昭和58年6月に元の鞘に戻り焼島駅に常備された。その後、昭和60年1月の浜五井への常備駅変更を経て同年9月には日本石油輸送KK所有・名古屋南港駅常備となり、平成9年3月の郡山への常備駅変更を経て平成11年8月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和43年12月
製造所   三菱
設計比重 1.5
タンク容積 23.3m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス
タンク材質 普通鋼
タンク内面 厚さ4mmゴムライニング
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 1,850mm
タンク長さ 9,300mm
熱絶縁   グラスウール厚さ50mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,700mm
BC間距離  6,400mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD254−305形積空
台車       TR41C→TR41DS形
         (第二次台車改造)

タキ4200形24206の写真

【写真2373】 タキ4200形24206 昭和61年3月9日 村田駅にて P:吉岡心平


【特別編1373】120114作成R4C。