吉岡心平のマーク

タキ8000形8023

私有貨車

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タキ7950形
タキ8050形

 番号
解説

タキ8021
タキ8026

 ページ
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特別編976
特別編978

積荷
●構造

入口


 タキ8023は昭和42年12月から翌43年1月にかけて三菱が製作した8022〜8025の一員であった。

 ホルマリン専用車は様々な構造の車両があるが、このロットはキセ付ステンレスタンク体のグループに属している。一年前に同一メーカーで製作された8021の増備車で諸元はこれと同一だが、同じ三菱製で昭和36年に製作された8007〜80

10と比較すれば、タンク体が太くなった分だけタンク長さが短い。

 所有者は三菱江戸川化学KK・常備駅は金町であった。昭和43年9月には南四日市に移動し、昭和46年12月の合併で三菱瓦斯化学KKとなった。昭和53年10月に水島港に移り、昭和59年3月に駅名は倉敷貨物ターミナル駅となった。平成12年11月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和42年12月
製造所   三菱
設計比重  1.08
タンク容積  27.7m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 ステンレス鋼
タンク板厚 胴板8mm・鏡板10mm
タンク直径 1,950mm
タンク長さ  9,630mm
熱絶縁   グラスウール厚さ50mm
●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       10,500mm
BC間距離   7,200mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形空気
台車       TR41C

タキ8000形8023の写真

【写真1977】 タキ8000形8023 昭和58年3月21日 水島港駅にて P:吉岡心平


【特別編977】090114作成R4B。