吉岡心平のマーク

ホキ8800形8827

私有貨車

 形式
索引

ホキ8500形
ホキ9300形

 番号
ロット表

ホキ8822
ホキ18800

 ページ
索引

特別編966
特別編968

積荷
●構造

入口


 ホキ8826と8827は昭和49年6月富士重で製作された。
 本形式には、この後の番号として18800〜18802があるが製造は昭和48年であり、この2両が本形式の最終ロットとなっている。

 鉄興社が富士重で昭和47年末に製作した8818〜8825の増備車だが、台車が板バネ・鋳鉄シューのTR41Cからコイル・レジンシューを用いたTR41Eに進化したため、積空ブレーキシリンダも一回り小型のものになった。

 外観面での変更は、台車で枕バネの変更に伴い、枕バネカバーの形状が変わった程度である。

 落成時の所有者はKK鉄興社・常備駅は陸中松川であった。昭和50年5月の合併で所有者は東洋曹達工業KKになった。用途の喪失で、昭和57年5月に河合石灰工業KKに売却され、市橋駅常備を経て、昭和59年1月にはKK古田石灰工業所・昼飯駅常備となった。同社は各社から余剰のホキ8800形を購入していたため、見比べる楽しみがあったが、平成4年3月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和49年6月
製造所   富士重工
設計比重  0.94
ホッパ容積  37.2m3

●上廻り
ホッパ形態 箱型屋根付側開き
ホッパ材質 普通鋼
ホッパ板厚 4.5/6mm
ホッパ寸法 2,140×9,729mm

●荷役方式
荷役方式  自重落下式
●下廻り
台枠形式   中梁のみ
長さ       11,000mm
BC間距離   7,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD180−254形積空
台車       TR41E−13

ホキ8800形8827の写真

【写真1967】 ホキ8800形8827 昭和60年5月2日 美濃大久保駅にて P:吉岡心平


【特別編967】081226作成R4B。