ホキ8800形8827 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
ホキ8826と8827は昭和49年6月富士重で製作された。 鉄興社が富士重で昭和47年末に製作した8818〜8825の増備車だが、台車が板バネ・鋳鉄シューのTR41Cからコイル・レジンシューを用いたTR41Eに進化したため、積空ブレーキシリンダも一回り小型のものになった。 |
外観面での変更は、台車で枕バネの変更に伴い、枕バネカバーの形状が変わった程度である。 落成時の所有者はKK鉄興社・常備駅は陸中松川であった。昭和50年5月の合併で所有者は東洋曹達工業KKになった。用途の喪失で、昭和57年5月に河合石灰工業KKに売却され、市橋駅常備を経て、昭和59年1月にはKK古田石灰工業所・昼飯駅常備となった。同社は各社から余剰のホキ8800形を購入していたため、見比べる楽しみがあったが、平成4年3月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和49年6月 製造所 富士重工 設計比重 0.94 ホッパ容積 37.2m3 ●上廻り |
ホッパ形態 箱型屋根付側開き ホッパ材質 普通鋼 ホッパ板厚 4.5/6mm ホッパ寸法 2,140×9,729mm ●荷役方式 荷役方式 自重落下式 |
●下廻り 台枠形式 中梁のみ 長さ 11,000mm BC間距離 7,700mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR41E−13 |
【写真1967】 ホキ8800形8827 昭和60年5月2日 美濃大久保駅にて P:吉岡心平