ホキ8500形8500 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
ホッパ車は地方性が強い貨車だ。用途・線区毎に特異性があるため、止むを得ないことなのだが、趣味的な人気を集める一因となっている。 ホキ8500形は35トン積石灰石専用車で、昭和42年に17両、49年に22両が造られた。メーカーは共に若松だが、外観は大きく異なるので、今回は昭和42年製のグループを紹介する。 ホキ8500は17両ロットのトップとして、昭和42年11月に北九州にある若松車両で製作された。同社は地場メーカーとして、筑豊地区の各社にホッパ車を多数納入している。大半は他社設計品のリピートだったが、本形式はオリジナル設計である点が特徴である。 |
拡大し重心を下げた。寸法で比較すると、ホキ4200形より、長さで1100mm・幅で200mmそれぞれ大きくなっている。妻板が僅かに山形になっている点が、このグループのチャームポイントだ。 所有者は三菱鉱業セメントKK・常備駅は石原町で、平成2年12月に会社名は三菱マテリアルKKに変わった。平成8年3月の専用線廃止後も籍は残っていたが、平成14年3月付で車籍除外となった。 |
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【特別編375】030428作成、030503本文修正、030506リンク追加、050430R4A、060301ロット表追加、060730 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 8500〜8516 | S4211 | 若松 | 三菱セメントKK |
2 | 8517〜8538 | S4902〜4903 | 若松 | 三菱鉱業セメントKK |
【写真1375】 ホキ8500形8500 昭和57年3月22日 黒崎駅にて P:吉岡心平