吉岡心平のマーク

タキ24300形24320

私有貨車

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タキ24100形
タキ24400形

 番号
ロット表

タキ24306
タキ24352

 ページ
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特別編965
特別編967

●積荷
●構造

入口


 タキ24320は昭和50年12月三菱製で、昭和50年11〜51年2月にかけて製作された24313〜24328からなる16両ロットの一員である。

 本形式では2番目のロットで、落成時期の関係から、台車としてTR225を採用した。また第一ロットの使用実績に基づき、荷役装置の配管は最初から簡素化されている。更に三菱独自の試みとして、台枠側梁のうち枕梁と端梁の間を、35系標準のアングルから、チャンネルに変更した。手ブレー

キ動作時の該部の撓みを緩和するためと思われる。ところがこれ等が裏目となり、落成車の自重が限度値(19トン)をオーバーしていることが判明した。このため軽量化のため両端の積込口を閉鎖し、台車をマイナス公差品に交換している。

 落成時の所有者は三菱化成工業KK・常備駅は黒崎であった。昭和51年8月に軽量化改造を受け、その後社名は三菱化成KK、三菱化学KKに変遷し、平成12年2月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和50年12月
製造所   三菱
設計比重  0.8
タンク容積  43.7m3
●上廻り
タンク形態 魚腹(F3)形異径胴
タンク材質 ステンレス鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク両端直径 2,200mm
タンク中央直径 2,700mm
タンク長さ  12,200mm
●荷役方式
荷役方式  エアスライド式
●下廻り
台枠形式   35系変形
長さ       13,100mm
BC間距離   9,800mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD180−254形積空
台車       TR225

タキ24300形24320の写真

【写真1966】 タキ24300形24320 平成4年12月30日 東港駅にて P:吉岡心平


【特別編966】081223作成R4B、130621R4C。