吉岡心平のマーク

タキ9900形29902

私有貨車

 形式
索引

タキ9800形
タキ10000形

 番号
解説

タキ19986
タキ29912

 ページ
索引

特別編943
特別編945

●積荷
構造

入口


 タキ29902は昭和39年7月富士重で製作された。19998,19999,29900〜29902からなる5両ロットに属している。

 富士重は戦後から貨車製作を始めたこともあって、粉体や化成品は独自設計も見られるが、石油系のタンク車では先行メーカーに倣った場合が多い。

 本車の場合は日車本店製と酷似し、ドーム頂部や吐出管廻りなど瓜二つである。

 落成時の所有者は日本石油KK・常備駅は根岸であった。写真は鶴崎の九州石油を基地として運用されていた頃のもの。平成10年4月に日本石油輸送KKに移籍し、郡山駅常備となったが、平成19年10月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和39年7月
製造所   富士重
設計比重 0.73
タンク容積 48.0m3
●上廻り
タンク形態 異径胴(F5s)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク両端直径 2,050mm
タンク中央直径 2,500mm
タンク長さ 11,790mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   フレームレス
長さ      12,520mm
BC間距離  9,220mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ9900形29902の写真

【写真1944】 タキ9900形29902 昭和61年1月3日 大分駅にて P:吉岡心平


【特別編944】081028作成R4B、081106誤記訂正、130104R4C。