吉岡心平のマーク

タキ4200形4248

私有貨車

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タキ4150形
タキ4600形

 番号
解説

タキ4244
タキ4256

 ページ
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特別編934
特別編936

積荷
●構造

入口


 タキ4248は昭和38年10月富士車両製で一ロット一両であった。

 同社は北海道曹達の製品輸送用としてタンク車を供給しているが、本車の場合もその一つで、北曹所有のタキ4247と同時に製作された。

 北曹向のタキ4200形はタンク内面が鉄肌であることで有名だが、本車もその一員であった。また

極寒地で使用されるため、保温キセの厚さは65mmと通常の50mmより厚い。外観では、縦補強の少ないタンク手摺が富士車両製の特徴である。

 落成時の所有者は曹達商事KK・常備駅は幌別であった。社名は昭和45年5月にカタカナのソーダ商事KKとなり、昭和54年4月には合併でソーダニッカKKとなった。常備駅は昭和58年1月に港北駅に変わり、平成元年10月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和38年10月
製造所   富士車両
設計比重  1.49
タンク容積  29.9m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 1,900mm
タンク長さ 8,776mm
熱絶縁   厚さ65mmグラスウール
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       9,900mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車       TR41C→TR41DS形
         (第二次台車改造)

タキ4200形4248の写真

【写真1935】 タキ4200形4248 昭和61年7月28日 新苫小牧駅にて P:吉岡心平


【特別編935】081001作成R4B。