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ホキ6300形6310 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
ホキ6310は昭和46年7月日立で、ホキ5600形5622から改造された。 種車は昭和36年2月日立製の35トン積カーバイド専用車で、落成時はホキ5200初代形5222であったが昭和38年にホキ5600形5622に改番された。 塩化ビニール樹脂の石油化学法への転換により、車歴僅か10年で余剰化したため、セメント専用車に改造したものである。 |
改造では従来の箱型車体をそのまま流用し、カーバイト特有の二重構造の積込口と排出口を閉鎖した上で、エアスライド装置を装備した傾斜底板やセメントタンク車に準じた積込口などを新設した。 改造時の所有者は電気化学工業KK・常備駅は種車時代と同じ八木原であった。昭和46年9月に青海に移動し他車に混じって活躍したが、セメント貨車が余剰化すると真っ先に淘汰対象となり、昭和60年12月に廃車となった。 |
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■主要諸元 改造年 昭和46年7月 改造所 日立 設計比重 1.25 タンク容積 28.0m3 ●上廻り ホッパ形態 箱型 |
ホッパ材質 普通鋼 ホッパ板厚 側板・妻板6mm ホッパ幅 2,140mm ホッパ長さ 9,430mm ●荷役方式 荷役方式 エアスライド式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 10,700mm 軸距 7,400mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形空気 台車 TR41C |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 旧形式 | 旧番号 | 落成時の所有者 |
1 | 6300〜6321 | S4607〜4608▲ | 日立 | ホキ5600 | 5612〜5622,5627,5628,5654〜5658,5670〜5673 | 電気化学工業KK |
2 | 6322〜6325 | S4708▲ | 日立 | ホキ5600 | 5623〜5626 | 電気化学工業KK |
【写真1934】 ホキ6300形6310 昭和55年9月21日 青海駅にて P:吉岡心平