吉岡心平のマーク

ホキ6300形6310

私有貨車

 形式
索引

ホキ6100形
ホキ6500形

 番号
ロット表


ホキ6318

 ページ
索引

特別編933
特別編935

●積荷
構造

入口


 ホキ6310は昭和46年7月日立で、ホキ5600形5622から改造された。

 種車は昭和36年2月日立製の35トン積カーバイド専用車で、落成時はホキ5200初代形5222であったが昭和38年にホキ5600形5622に改番された。

 塩化ビニール樹脂の石油化学法への転換により、車歴僅か10年で余剰化したため、セメント専用車に改造したものである。

 改造では従来の箱型車体をそのまま流用し、カーバイト特有の二重構造の積込口と排出口を閉鎖した上で、エアスライド装置を装備した傾斜底板やセメントタンク車に準じた積込口などを新設した。

 改造時の所有者は電気化学工業KK・常備駅は種車時代と同じ八木原であった。昭和46年9月に青海に移動し他車に混じって活躍したが、セメント貨車が余剰化すると真っ先に淘汰対象となり、昭和60年12月に廃車となった。


■主要諸元
改造年   昭和46年7月
改造所   日立
設計比重  1.25
タンク容積  28.0m3
●上廻り
ホッパ形態 箱型
ホッパ材質 普通鋼
ホッパ板厚 側板・妻板6mm
ホッパ幅   2,140mm
ホッパ長さ  9,430mm

●荷役方式
荷役方式  エアスライド式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       10,700mm
軸距      7,400mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形空気
台車       TR41C

ホキ6300形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 旧形式 旧番号 落成時の所有者
6300〜6321 S4607〜4608▲ 日立 ホキ5600 5612〜5622,5627,5628,5654〜5658,5670〜5673 電気化学工業KK
6322〜6325 S4708▲ 日立 ホキ5600 5623〜5626 電気化学工業KK

ホキ6300形6310の写真

【写真1934】 ホキ6300形6310 昭和55年9月21日 青海駅にて P:吉岡心平


【特別編934】080929作成R4B、090523ロット表R3追加。