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タキ5200形5271 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ5271は昭和37年5月日立で製作された。5265〜5276からなる12両ロットの一員である。 日立製の本形式は、昭和31年に住友化学と東洋高圧に合計3両を納めて以来のものである。 外観・構造はいかにも普通のタンク車といった風体だが、ドーム端面には通気弁取付用と思われる |
フランジがあり、また板取りの関係からか、タンク体のビード数が多いのが注目される。 所有者は日産化学工業KK・常備駅は西長岡であった。メタノールコンビナートを狙った長岡工場の期待と挫折にはここでは触れないが、昭和48年1月には速星に移動し様々な積荷輸送に使用された。ちなみに写真撮影時は内外輸送に貸出されている。昭和59年8月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和37年5月 製造所 日立 設計比重 0.8 タンク容積 38.0m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク直径 2,050mm タンク長さ 11,800mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 12,500mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形空気 台車 TR41C |
【写真1914】 タキ5200形5271 昭和51年6月6日 越中島駅にて P:吉岡心平