吉岡心平のマーク

タキ11500形11517

私有貨車

 形式
索引

タキ11450形
タキ11600形

 番号
解説

タキ11511
タキ11520

 ページ
索引

特別編903
特別編905

積荷
●構造

入口


 タキ11517は昭和44年4月日立製で、11513〜11518の6両ロットの一員であった。

 外観・構造は10ケ月前に製作された11504〜11507を増備したもので、本形式の日立製としては2ロット目である。
 タンク体は円錐形の上辺を一直線として中央で合わせたF2形異径胴で、鏡板は5mmとあるり例のない厚さを採用した。タンク内部にはエアスライド装置を装備し、また圧力空気を用いた圧送式

荷役が可能であった。

 落成時の所有者は富士セメントKK・常備駅は東室蘭であったが、社名は昭和45年10月に日鐵セメントKKに変わった。昭和59年2月に日本カーバイト工業KKに売却され、常備駅は魚津となった。昭和59年3〜4月にかけてタキ11350形に改造され、番号順に11370〜11375となった。改造後の姿はタキ11371が特別編813にあるので参照して頂きたい。


●関連形式 タキ11350形11371 同一ロット(タキ11514)の改造後の写真。


■主要諸元
製造年   昭和44年4月
製造所   日立
設計比重  1.04
タンク容積  38.4m3
●上廻り
タンク形態 異径胴(F2)形ドームレス
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板4.5mm・鏡板5mm
タンク両端直径 2,100mm
タンク中央直径 2,600mm
タンク長さ  9,420mm
●荷役方式
荷役方式  エアスライド+圧送式
●下廻り
台枠形式   中梁省略形
長さ       10,300mm
BC間距離   7,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD254−305形積空
台車       TR41C

タキ11500形11517の写真

【写真1904】 タキ11500形11517 昭和56年7月29日 国鉄輪西職場にて P:吉岡心平


【特別編904】080717作成R4B、130912R4C。