吉岡心平のマーク

タキ10100形10105

私有貨車

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タキ10000形
タキ10150形

 番号
解説

タキ10104
タキ10108

 ページ
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特別編898
特別編900

積荷
●構造

入口


 タキ10105は10106との2両ロットで昭和46年5月川崎で製作された。

 川崎製の3ロット目で、四国化成向では第一ロット以来4年振りの増備である。
 外観・構造は第一・第二ロットが採用していた幅狭台枠を止め、通常の平形とした点が大きな変更で、タンク受台も押え金方式となった。

 写真では、いかにもドーム頂部を改造で継ぎ足したように見えるが、落成時の写真がないため、改造したかどうかは不明だ。何れにせよキセの部分なので、大した話ではないのだが・・

 落成時の所有者は四国化成工業KK・常備駅は坂出港であった。昭和62年頃安治川口に移動したが、平成4年6月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和46年4月
製造所   川崎
設計比重 1.22
タンク容積 28.7m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 1,950mm
タンク長さ 9,950mm
熱絶縁   厚さ50mmグラスウール

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      10,500mm
BC間距離  7,200mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD254−305形積空
台車      TR41C→TR41DS形
         (第二次台車改造)

タキ10100形10105の写真

【写真1899】 タキ10100形10105 平成2年1月3日 美濃赤坂駅にて P:吉岡心平


【特別編899】080702作成R4B。