吉岡心平のマーク

タム8500形8542

私有貨車

 形式
索引

タム8400形
タム8600形

 番号
解説

タム8532

 ページ
索引

特別編897
特別編899

積荷
●構造

入口


 タム8542は8541と一緒に、昭和48年12月日車で、本形式の最終ロットとして製作された。  本形式の日車製は8540〜8542の2ロット3両があり、それまでのロットと比較すれば台枠が約1m長くなったことが特徴である。問題の台枠はタキ5450形と共通のもので、長さとBC間距離に妙な端数が付いた。一方タンク体は構造・寸法共に従来のものと変わらない。このため台枠から2m弱も短く、外観面ではデッキが異様に長くなっている。

 台車は新製時からTR41Dを履いて出場した。このため側枠は強化形となっている。  落成時の所有者は旭電化工業KK・常備駅は知手であった。昭和56年4月〜昭和61年11月の間は日本石油輸送KK所有となり、南港/名古屋南港駅常備となった。旭電化所有に戻った後、平成元年2月には旭化成工業KK所有・南延岡駅常備となったが、平成10年10月に8541と共に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和48年12月
製造所   日車
ガス定数   0.8
タンク容積  12.1m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形
タンク材質 高張力鋼(HT60)
タンク板厚 胴板16・鏡板17mm
タンク直径
 1,500mm
タンク長さ  7,150mm
熱絶縁   グラスウール厚さ75mm
●荷役方式
荷役方式  マン
ホール弁式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       8,960mm
BC間距離   5,660mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KD254×300
台車       TR41D

タム8500形8542の写真

【写真1898】 タム8500形8542 昭和53年9月9日 田端操駅にて P:遠藤文雄

【遠藤さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編898】080701R4B。