吉岡心平のマーク

タム25000形25030

私有貨車

 形式
索引

タム24000形
タラ1形

 番号
[ロット表]

タム25021

 ページ
索引

特別編900
特別編901

積荷
●構造

入口


タム25000形は、ヨンサントウの貨物列車スピードアップに際し、タム5000形のうち不適格車を区別するため制定された形式で、実質的には北海道内に封じ込められて使用された。

 タム25030はタム5030から昭和43年8月に改番された。種車のタム5030は昭和26年6月造機で、筑波化学工業KK向に製作され、その後、昭和33年7月に曹達商事KKに移籍した。

 外観と構造は、この時期の造機製としては標準的なもので、メーカーの識別は縁取りのある大型の運転・検査関係標記板と傾斜部の長いタンク受台から容易である。

 落成時の所有者は曹達商事KK・常備駅は幌別であった。昭和45年5月には会社名がソーダ商事KKとカタカナに変わった。昭和48年9月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和26年2月
製造所   造機
設計比重  1.12
タンク容積  13.5m3
●上廻り
タンク形態 直円胴(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク内面処理 ゴムライニング
タンク直径 1,697mm
タンク長さ  6,492mm
●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       7,150mm
軸距      4,000mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KC180形空気
走り装置    リンク式

タム25000形25030の写真

【写真1900】 タム25000形25030 昭和46年9月16日 幌別駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編900】080704作成R4B。