吉岡心平のマーク

タキ9000形9018

私有貨車

 形式
索引

タキ8950形
タキ9050形

 番号
解説

タキ9013
タキ9022

 ページ
索引

特別編868
特別編870

積荷
●構造

入口


 タキ9018は本形式の第10ロットとして、9017との2両ロットとして昭和51年3月日車で誕生した。

 このロットの特徴は富士重製の第8ロットに続き、タンク体が中央に向けて1/100でスウェイバックしたV2タイプを採用した点にある。これは残

液が水分により分解し、発生する塩化水素によるタンク腐食を予防するためで、タンク上部には流入大気を乾燥するための吸湿筒、タンク内部には残液の洗浄装置を合わせて装備している。

 所有者は信越化学工業KK・常備駅は黒井であった。平成10年1月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和51年3月
製造所   日車
設計比重  1.49
タンク容積 23.5m3
タンク形態 傾斜円筒(V2)形ドーム付
●上廻り
タンク材質 ステンレス鋼(SUS304L)
タンク板厚 胴板6mm・鏡板8mm
タンク傾斜 1/100
タンク直径 1,850mm
タンク長さ  9,528mm
熱絶縁   グラスウール100mm
特殊設備  吸湿・洗浄装置
●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ    10,600mm
BC間距離   7,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD180−254×250
台車      TR225

タキ9000形9018の写真

【写真1869】 タキ9000形9018 平成元年2月12日 神栖駅にて P:吉岡心平


【特別編869】080417作成R4B。