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タキ300形4443 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
私有貨車の形態は、通常所有者と製造所により定まるが、今回はこの例外を取上げる。 タキ4443と4444は昭和34年8月飯野製で、昭和31年1月に同社で製作されたタキ1334,1335の増備車で、所有者は同和鉱業であった。 往年の私有貨車に詳しい方なら、同和〜飯野の組合せと言えば、既に弊サイトでも紹介した小坂駅常備のタキ300形の大群を思い浮かべることだろう。 |
タンク体は普通鋼製で、直径は1,550mm・長さは9,000mmであった。なおドーム直径990mmは小坂のグループと同一である。 落成時の所有者は同和鉱業KK・常備駅は汽車会社前であったが、後に南岡山となった。岡山臨港のワフと共に南岡山の名物だったが、昭和59年12月に廃車となった。 |
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【写真1767】 タキ300形4443 P:吉岡心平所蔵