吉岡心平のマーク

ホキ3100形3119

私有貨車

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キ3000形
ホキ3500形

 番号
[ロット表]

ホキ3104
ホキ3152

 ページ
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特別編722
特別編724

積荷
構造

入口


 ホキ3100形は35トン積セメント専用ホッパ車だが、今回は初期の秩父セメント向を取り上げる。

 ホキ3119は昭和36年9月東洋工機製で、落成時はホキ4100二代形4119であったが、昭和38年のホッパ車大改番で現番号に改番された。

 設計比重は1.17・ホッパ容積は30.0mであった。
 ホッパ体は普通鋼製で、全体構造は小野田向と酷似し、荷役装置もエアスライドだが、積込口は四角いもの3個に変更された。

 台枠はエアスライドホッパ車特有のもので、中梁の荷卸口部分が広くなっている。長さは推定だが6,800mm。BC間距離は6,800mmと思われる。ブレーキはKD形空気+手、台車はTR41Cであった。

 ホキ4100形として落成時から、所有者は秩父セメントKK・常備駅は武州原谷であった。昭和39年10月に常備駅は籠原に変わったが、昭和45年3月に武州原谷に戻った。写真のようにホキ5700形と混用されていたが、昭和62年3月に廃車となった。


【特別編723】061124作成R4A、070703R4A2、081114R4BY。

ホキ3100形3119の写真

【写真1723】 ホキ3100形3119 昭和53年3月4日 八王子駅にて P:遠藤文雄

【遠藤さんから貴重な写真を提供して頂きました】