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ホキ3100形3152 |
私有貨車 |
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■入口 |
大和市の阿部さんのリクエストは、相模鉄道厚木駅のセメントサイロに来ていたホキ3100形である。子供の頃にご覧になっていたとの事だ。 駅によっては、専用線の分岐する場所によって経路が異なる場合がある。昔の川崎駅が良い例で、貨物扱所は東海道線の海側にあったが、明治製菓や東芝の専用線は南武線側から分岐していた。そこでこれらの専用線に出入りする貨車は、東海道線でなく、新鶴見操車場から南武線を経由して来なければならなかった。 |
閑話休題、ホキ3100形は昭和36〜40年に153両が製作された30トン積セメント専用車である。初期の48両はホキ4100形として落成後、昭和38年のホッパ車改番で現形式・番号となった。 ホキ3152は昭和38年9月東洋製で、3148〜57からなる10両ロットの一員である。同社が得意としたエアスライドホッパ車の典型であった。阿部さんのメールには、ホッパ両端の傾斜部の形に2種類あったとあるが、例として写真143の2に昭和39年製のホキ3263を挙げておく。 所有者は小野田セメントKK・常備駅は東藤原だったが、昭和40年6月に厚木に異動し、扇町の三井埠頭からのセメント輸送に使用されたが、貨物駅廃止の影響で、昭和62年1月に廃車となった。 |
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●関連形式 タキ12200形12200(特別編55) 相模鉄道厚木の名物だったことのある車両。 【特別編143】020105作成、020130リンク追加、020224リンク追加、020827リンク追加、040312R4、050505 |
【写真1143】 ホキ3100形3152 昭和53年3月31日 相模鉄道厚木駅にて P:吉岡心平