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タサ5400形5467 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
今回紹介するのは、川崎製のタサ5400形である。 タサ5467は昭和36年12月川崎製で、5467〜5469の3両ロットであった。 タンク体はボイラー用鋼板(SB46)製で、板厚は胴板18mm・鏡板22mmであった。タンク寸法は直径1,900mm・長さ16,090mmで、周囲には厚さ75mmの断熱材と薄鋼板からなる保冷キセを有していた。断熱材にはスチロールスポンジなる面妖な物体を使用したが、要は発泡スチロールのことである。またタンク受台は帯金受にタン |
ク体吊上用と思われる穴のある、同社独特の形態のものであった。 落成時の所有者は東邦アセチレンKK・常備駅は厨川であった。昭和47年7月に3両揃って共同石油KKに移籍し、新興駅常備となった。その後、昭和51年6月に元の所有者・常備駅に復帰したが、僅か1日後に廃車となった。このような措置の裏にあった事実は、一体何だったのだろうか。 |
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【写真1721】 タサ5400形5467 昭和51年1月18日 塩浜操駅にて P:吉岡心平