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タム3700形3734 |
私有貨車 |
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番号 |
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●積荷 |
■入口 |
今回は銀色塗装のタム3700形を紹介しよう。 タム3734は昭和30年5月日車支店で、3729〜3735の7両ロットとして製作された。 外観・構造は、日車支店が日石輸送向に量産したタム500形に酷似し、タンク踏板廻りなどそっくりであった。 |
タンク体は普通鋼製で、寸法は直径1,890mm・長さ7,500mmと、タム500形とは直径は同じたが長さが190mm短い。安全弁は通気を局限するため小型である。塗色は銀色でアルミニウムペイント塗装のようだ。 落成時の所有者は日本瓦斯化学工業KK・常備駅は焼島であった。昭和42年2月尼崎駅に移動し、昭和46年12月の合併で三菱瓦斯化学KK所有となった。昭和51年10月水島港駅常備となり、昭和53年6月に内外輸送KKに売却され門司駅常備となった。同年10月専用種別変更でタム8100形8108となった。なお同車は昭和61年1月に廃車となっている。 |
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【写真1714】 タム3700形3734 P:吉岡心平所蔵