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タキ23900形23904 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タキ23900 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回はタキ23900形で準保安対策車となった第2ロットを取り上げる。 タキ23902は昭和49年9月富士重で、23902〜23904の3両ロットとして製作された。 設計比重は1.68・タンク容積は23.8m3で、第1ロットと同一であった。 |
荷役装置は吐出管による下出し方式だが、粘稠な積荷の流下を補助するため加圧する際の空気圧は3.0kg/cm2まで許容されている。 落成時の所有者は富士カオリン工業KK・常備駅は吉原であった。昭和62年3月には常備駅はそのままで所有者はKKイーシーシージャパン、その後はKKイーシーシーインターナショナルとなった。平成9年7月に形式の5両全てが一斉に廃車され、形式消滅している。 |
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●関連形式 タキ18000形18000 39トン積白土液専用車で昭和44年富士重製。 タキ18000形18011 昭和45年富士重製、35系で缶体補強環を外側に移したタイプ2。 |
【写真1715】 タキ23900形23904 昭和52年9月9日 吉原駅にて P:吉岡心平
補強されたタンク踏板や手摺、そしてチャンネル状の台枠端梁などが準保安対策車の印である。