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タム3700形3725 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム3725は昭和30年3月富士重で3723〜3728の6両ロットとして製作された。 東洋高圧では敗戦で余剰となったタム100二代形をタ2900形メタノール専用車に転用したが、タンク体が小さいため荷重8トンと非効率な車両であった。そこでこれを置換えるため製作されたのが本形式で、タ2900形はホルマリン専用のタ3050形に専用種別変更されている。 |
本ロットは一年前に若松で製作した3717〜3719の増備だが、メーカーは富士重に変わった。 落成時の所有者は東洋高圧工業KK・常備駅は大牟田から一月後の4月に下関、昭和33年10月に大牟田、昭和39年12月に宮浦と移動した。昭和43年10月に合併で社名は三井東圧化学KKとなり、昭和48年9月に生まれ故郷の大牟田駅常備となったが、昭和58年2月に廃車された。 |
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■主要諸元 製造年 昭和30年3月 製造所 富士重 設計比重 0.79 タンク容積 19.0m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム有 |
タンク材質 普通鋼 タンク内面 錫メタリコン タンク板厚 胴板9mm タンク直径 1,896mm タンク長さ 6,930mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 7,430mm 軸距 4,200mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KD203形 走り装置 二段リンク式 |
【写真2398】 タム3700形3725 昭和47年10月10日 宮浦駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】