吉岡心平のマーク

タキ12500形12503

私有貨車

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タキ12400形
タキ13600形

 番号
ロット表

タキ12501
タキ12504

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特別編662
特別編664

積荷
●構造

入口


 タキ12500形は31トン積塩酸専用車で、昭和43〜45年に9両がタサ1700形20トン積ガソリン専用車から改造された。タンク車の大型化で余剰となったタサ1700形の転用改造シリーズの一員である。

 タキ12503は昭和44年7月日車支店でタサ1700形4724から改造された。同一ロットはタキ12502〜12504の3両であった。

 設計比重は1.11で、タンク容積は28.3mであった。
 タンク体は種車のものをそのまま、内面に厚さ4mmのゴムライニングを追加して使用した。寸法

は直径1,870mm・長さ10,500mmで、容積の大きいドームで出自が判る。
 荷役装置は従来の吐出管を撤去し、空気圧による上出し方式に変更された。これに伴いタンク踏板も大型のものに交換されている。
 台枠以下は種車時代と変わらず、長さ11,200mm・BC間距離7,900mmであった。ブレーキはKD形空気+手で、台車はTR41Cから第二次台車改造によりTR41DSに改造された。

 改造時の所有者は日本石油輸送KK・常備駅は柏崎であった。写真のように別府化学からのポリ塩化アルミニウム輸送に使用されていた。昭和62年12月に廃車となった。


【特別編663】060427作成R4A+ロット表を特別編254から移動、070626ロット表R2、070724R4A2、070921
ロット表R3、081006R4BY、090201ロット表を第440週に移動。

タキ12500形12503の写真

【写真1663】 タキ12500形12503 昭和44年9月8日 土山駅にて P:坂内定比古

【坂内さんから貴重な写真を提供して頂きました】