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タ1000形1032 |
私有貨車 |
形式 |
▲タ900形 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タ1000形は昭和3年の大改番で11トン積の石油類専用車を纏めた形式だが、中には戦後製の新製車も存在した。 タ1032は昭和24年7月東洋レーヨンで、1031〜33の3両ロットの一員として製作された。資料では、トム19000形20395の台枠を使用したとされる。 |
タンク容積は11.5m3で、要はタム900形向に製作したタンク体を石油類に転用したもののようだ。全体の作りは初期のタム900形に準じ、タンク帯金も4本あるが、荷役方式は吐出管を用いた下出し方式となった。 所有者は昭和石油KK・常備駅は浜川崎であった。落成から4ケ月後の11月に東新潟港に移った後は移動せず、昭和47年7月に廃車となった。 |
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●関連形式 タ11000形11036(特別編467)
昭和24年東洋レーヨン製の次ロットでマルロ車に改番されたもの。 【特別編599】050610作成R4A、070913リンク追加+R4A2、090112R4BY。 |
【写真1599】 タ1000形1032 昭和43年8月24日 直江津駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】