吉岡心平のマーク

タキ7050形7068

私有貨車

 形式
索引

タキ7000形
タキ7100初代形

 番号
解説

タキ7066

 ページ
索引

特別編563
特別編565

積荷
●構造

入口


 タキ7050形35トン積四塩化炭素専用車は、元々スタイルに変化があった所に、最近ではカセイカリ専用車も誕生するなるなど、趣味的に楽しくバラエティに富んだ形式である。

 タキ7068は本形式のラストナンバーとして、昭和52年3月日車で製作された。1ロット1両であった。

 設計比重は1.6・タンク容積は21.8m3と従来車と変わらないが、保安度強化による空容積増加の影響で、実際のタンク体は初期製のものよりかなり大型に見える。

 タンク材質はステンレス鋼で、寸法は直径1,900mm・長さ8,810mmであった。タンク上部には流入する空気の乾燥装置が設置されているが、強化形手摺とプロテクタのため判別し難い。タンク体は本形式では珍しく銀色(地肌)であった。
 台枠は平形で、長さ10,000mm・軸距6,700mm、ブレーキ装置は手+積空、台車はTR225であった。

 所有者は日本石油輸送KKて、常備駅は落成時の東高島を振り出しに、平成元年3月に名古屋南港、平成9年3月に郡山と便宜置籍駅を転々とし、平成11年8月に廃車となった。


タキ7050形7068の写真

【写真1564】 タキ7050形7068 昭和60年4月28日 東高島駅にて P:吉岡心平


【特別編564】050125作成R4A、050315 リンク変更、070528リンク追加、070702R4A2、071114リンク変更、
090128R4BY、100426R4B。