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タキ64000形64000 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ64000形と言えば、我国最大のタンク車として、貨車ファンなら知らぬ者はないだろう。 昭和42年に開発されたタキ43000形は、運用を特定区間に限定する代わり、軸重15トンを許容することで、タンク車の大型化に道を開いた。これを3軸ボギーとした超大型車として計画されたのが本形式で、43トン×1.5倍=64.5トンを超える65トン車として計画された。 タキ64000形は64トン積ガソリン専用車で、昭和44年6月日車本店で1ロット2両が製作された。 |
2,818mmで、長さは17,110mmとタキ50000形より約0.5m長い。 所有者は日本石油KK・常備駅は根岸であった。上記したように極めて使い難いクルマだったため、余程の事がないと使用されることがなく、大半は専用線で昼寝していた。運用先は主に岡部だったようである。平成5年7月に2両揃って廃車となった。 |
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●先輩形式 タキ50000形50003 昭和35年日車本店製、50系のガソリン専用車。 |
【写真1557】 タキ64000形64000 昭和60年4月14日 根岸駅にて P:吉岡心平