吉岡心平のマーク

タサ5700形25746

私有貨車

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タサ5600形
タサ5800形

 番号
解説

タサ27528
タサ25760

 ページ
索引

特別編454
特別編456

積荷
●構造

入口


 今回はリクエストにお答えして、タサ5700形を取り上げる。

 タサ5700形については、レイルマガジン連載中の「私有貨車セミナー」でまさに解説中なので、詳細は省略するが、タンク体に高張力鋼を用いて軽量化を図った「LPタサ」である。

 タサ26746は昭和40年2月日立で42〜46の5両ロットとして製作された。
 外観・構造は同形式としては一般的なもので、特記すべき点はない。

 落成時の所有者は丸紅飯田KK・所有者は釜石であった。私有貨車セミナー第123回で記したように、本車を除く4両は昭和43年6月と10月に出光興産KKに移籍したが、本車は北陸鉄道の金石駅に移動し、昭和45年1月には同駅常備のまま、北陸工業ガスKK所有となった。その後、所有者はブリジストン液化ガスKKと変わり、昭和50年5月には大島駅常備となった。丸紅から同社所有になった車両は、様々なロットから散発的に移籍したことと、LPタサとしては比較的遅くまで残ったことにより、趣味的には興味ある車両が多い。昭和55年1月に廃車となった。


タサ5700形25746の写真

【写真1455】 タサ5700形25746  昭和54年6月17日 塩浜操駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編455】040113作成R4、050407R4A、070723R4A2、090111R4BY、100827R4B、130711R4C。