タキ44000形44521 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タキ44203 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
新年早々「友有来遠方」と相成り、近場の貨車・コンテナ巡りをしたのだが、その時撮った出来立てホヤホヤの写真を紹介する。何を隠そうこのクルマこそ、連綿と続くタンク車の歴史の中で、最後に新製された石油類専用車なのだ。 タキ44000形は43トン積石油類専用車で、昭和42〜57年に170両製作された。メーカーは何故か日車独占であった。 タキ44521は昭和57年10月製の44507〜21からなる15両ロットのラストナンバーである。 |
昭和57年、8年振りに新製が再開された。こうして誕生したのがタキ43000形45両と本形式15両の計60両で、タキ44000形では最後の作品となった。なお本形式は0/100/500番台の3つに区分され、500番台は北海道向を意味していたが、今回の増備では何を血迷ったか、最大番号の後に付番したため、500番台の続番となった。 タンク体は耐候性高張力鋼製で、衝突時の鏡板破損の可能性を下げるため、鏡板を扁平にすると共にタンク体を太く短くした。このため半楕円型鏡板がスマートだった在来車に比べ、全体にずんぐりとした印象が強い。 所有者は日本オイルターミナルKK・常備駅は宇都宮貨物ターミナルであった。その後、常備駅は南松本・西上田の各地を転々としたが、現在は古巣の宇タに戻っている。 |
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【写真1456】 タキ44000形44521 平成16年1月2日 川崎貨物駅にて P:吉岡心平
実物ではなく、出来の良い模型のように見えるのは何故だろう?